菅原道真の古代日本論

独白する日本書紀と万葉集の虚構

武井敏男(著)

 

サイズ:3650KB

刊行:2018年7月2日

 

¥1,200(税込)

 

内容

 

第一章 春はいつ来たる

 

第二章 『日本書紀』を読む

  その一:天武天皇の信濃国遷都構想

  その二:日出づる處の天子

  その三:倭国と日本国

  その四:邪馬壹国と邪馬臺国

  その五:倭の五王

  その六:卑弥呼は誰に比定されているか

 

第三章 糾(あざな)える縄の如く

 

第四章 『万葉集』を読む

  その一:『万葉集』編輯

  その二:『万葉集』と白村江の戦い

  その三:天の香具山

  その四:柿本人麿

 

第五章 太宰府南館にて

  その一:三笠山

  その二:大宰府と太宰府

  その三:春はすでに

 

道真年譜

あとがき

 

 日本・中国・韓国(韓地)の九世紀以前に関する『日本書紀』『続日本紀』『日本三代実録』、『三国志』『宋書』『後漢書』『隋書』『旧唐書』『新唐書』、『三国史記』等の歴史書、そして『万葉集』『古今和歌集』等の歌集を基本資料とした。菅原道真に関しては中島信太郎氏の『菅原道真―その人と文学―』、今正秀氏の『摂関政治と菅原道真』等の珠玉の研究成果を活用させていただいた。さらに、日本古代史や『万葉集』に関しては、優れた研究者である古田武彦氏、山口博氏をはじめ、古賀達也氏、福永晋三氏、平田博義氏、力石巌氏といった多くの研究者の貴重な研究成果を「第二章『日本書紀』を読む」、「第四章『万葉集』を読む」や「第五章 その一:三笠山」等で参考にさせていただいた。衷心より感謝申し上げたい。

 この書簡はこうした優れた研究者の業績を踏まえてはじめて書き上げることができたが、菅原道真に関しては、従来の菅原道真像にはない道真像を描いたつもりである。(あとがきより)